医療データ
サイエンス研究室は
オンラインで博士号を
目指せます
オンラインで博士号を目指す方へ
For those pursuing a PhD online

医療データサイエンス研究室では、大学院生(博士前期課程、博士後期課程)を募集しています。
それぞれの研究は、主にヘルスケアの現場で顕著化している諸問題を取り扱っています。研究・人材育成を通し、個々人のスキルアップはもちろん、現場のさまざまな課題を克服し、医薬・ヘルスケア業界の発展に寄与することをめざしています。特に製薬企業に所属していて博士号を取りたいという方は、フルタイムで研究を行わないといけない大学院ではありませんので、働きながら博士号取得が充分可能です。 まずは、進捗ミーティングに参加して雰囲気を知ることもできますので、連絡をお待ちしております。

このようなお悩みはありませんか?
  • 仕事研究両立しながら学位を取得したい
  • 平日の通常業務への影響を最小限にしたい
  • 幅広い経験を積み、総合的な研究能力を獲得したい
  • 研究者同士意見交換する場を持ちたい
  • 新たなビジネスの創出を目指したい
  • 最新の専門知識技術を獲得したい
遠方でも、社会人の方でも。 医療データサイエンス研究室ならオンラインで博士号を目指せます。

博士号取得のために必修講義や単位取得が必要な場合もありますが、社会人学生の場合、平日日中に大学へと通うことはなかなか難しいことです。研究室でのゼミや研究進捗を報告する場がオンサイトでのみ実施されるとなると、それもまた難しい場合があります。 その点、医療データサイエンス研究室では基本的にオンラインで研究活動を行っているため、社会人学生の場合も通常の博士課程と同じ内容を学び、研究が進められます。 また、単位取得に必要なカリキュラムは社会人学生向けにも考慮されており、週末や夏季休暇中での講義が用意されているため、平日の業務への影響を心配することなく就学することができます。

児玉研究室の魅力
Attractive point of Kodama Laboratory

2022年3月作成

児玉研究室は指導教官が薬学博士であり業界に精通している背景もあり、医薬品産業をテーマとした経営技術の研究ができることが最大の魅力です。 ヘルスケア業界に関する研究のみならず、ウェアラブルデバイス、モバイルヘルスなどを活用したデジタルトランスフォーメーションに関する研究も行っており、定量分析および定性分析に精通した幅広い指導を得る機会を有しています。 また、研究室メンバーはヘルスケアに関する企業に所属、各領域の専門知識を既に持っている社会人も多く、研究室メンバー同士での意見交換も活発に行われています。 他大学との共同研究や実企業との実践的研究プロジェクトもあるため、イノベーションとヘルスケアに興味がある方々にとって、知見および人的ネットワークを展開する上でとても有意義な場となっています。

実践的な研究と幅広い経験を積める

児玉研究室では、興味分野の研究論文や書籍に触れ、自身の研究成果を研究雑誌に投稿し、国際学会において口頭発表が出来ます。自身の研究進捗によっては、研究テーマの特許出願といった経験もできます。 盛んに企業と共同研究を行うなど、大学内だけでなく社会実装に積極的な姿勢を取っているため、実証的な研究に取り組むことができます。

仕事を続けながら研究できる

研究活動は基本的にオンライン。そのため仕事や私生活の空いている時間を利用し、それぞれのスケジュールで研究を進めることができます。 週末にも講義が用意されているため、社会人学生であっても平日の業務に影響することなく必要な単位を取得することができます。

人的ネットワークの構築

学生や社会人、日本人学生や留学生など様々なバックグラウンドを持った方々が各々に研究テーマを進めています。研究室メンバーとの意見交換はもちろん、他大学との共同研究や実企業との実践的研究プロジェクトもあるため、幅広い人的ネットワークを構築することができます。

研究内容紹介
修了生・在学生の声
Voices of Graduates and Current Students
牧野 智宏さん(製薬企業勤務)
研究テーマ:精密医療(precision therapy) 、精密医薬品(precision medicine) に適したビジネスモデルに関する研究
2019年3月PhD.取得(早期取得2.5年)

私に限らず、様々な業種の方々が自らの現場の課題に対するソリューションを求め、日々切磋琢磨しています。企業活動を通じて直面する様々な課題を、その時々の判断で解決することで身につく知識を実学とすれば、児玉研究室での研究はそれらを体系立てて学問や理論に昇華させる過程と言えます。ここでの学びを通じて、様々な事象の因果関係をより広い視座で分析する力と、それらを実学へと落とし込んで考える力が、同時に身につくことが期待できます。

寺前 文雄さん(製薬企業勤務)
研究テーマ:医薬品業界におけるグローバル戦略に関する研究(研究開発活動の観点から)
2021年3月PhD取得(早期取得2年)

研究を通して、先行研究のレビューなどによる課題の特定、仮説や命題の導出、データの分析と結果の考察、学問や理論への昇華といった過程を学ぶことができると思います。 私は、いわゆる社会人大学院生でしたが、週末にも講義が用意されていたこともあり、平日の業務に影響することなく、必要な単位を取得することができました。また、学術論文の執筆や査読対応、国際学会での研究報告といった経験ができました。

ジュリアン亜里紗さん(製薬企業勤務)
研究テーマ:抗がん剤開発におけるオープンイノベーションに関する医療経済学的研究
2022年3月PhD.取得

児玉研究室では一連の研先活動の習得、すなわち研究の動機から研究目的の設定、先行研究のレビューなどによる課題の具体化(リサーチクエスチョンの設定)、仮説の導出、データ分析や結果の考察、学術的および実務的貢献への展開、新たな概念の提案などの過程を学ぶことができると考えます。 私は、社会人大学院生として平日の通常業務への影響を最小限にできる大学院を探しておりましたが、本研究科は週末や連休に合わせた講義が用意されていたこともあり、問題なく必要な単位を取得することができました。

丹羽 誠さん(製薬企業勤務)
研究テーマ:新型感染症蔓延下で必要とされる情報伝達技術の実効性と浸透に関するシステム・ダイナミクス研究

製薬企業で医薬品の評価技術開発を担当してきた背景から、ヘルスケア分野を主な領域において、技術経営を学びたいと考えました。平日は時間が取りにくいため、主に土日を学業に充てています。 ここでの研究は、一人一人が得意と関心を元にして取り組んでいて、研究室全体としては幅広く研究しています。研究したいことを明確にして取り組むとよいと思います。

CAO Jianfei (曹 剣飛)
研究テーマ:モバイルヘルスの新技術受容性に関する研究

児玉研究室は理系出身と文系出身、日本人と外国人、学生と社会人など樣々な社会背景を持つ方々から構成されています。特にヘルスケアに関する大企業に所属していたり、各領域の専門知識を既に持っている社会人が多いので、イノベーションとヘルスケアに興味がある方々にとって、まさに経験とスキルを交流する最高の舞台となっています。

蔭山 逸行さん(大学勤務)
研究テーマ:ウェアラブルデバイスやIoT機器による、労働者の健康管理や安全管理に関する研究

児玉研究室には、多様なバックグラウンドを持つ方々が所属しており、それぞれが自身の研究テーマを持ち込んで研究を進めています。これは、児玉先生がカバーされている研究領域の幅広さによるものと思われます。進学を希望される方で、ご自身のテーマや取り組みたいことが研究室の領域に該当するかご不安な場合は、事前に児玉先生へご相談いただくとよいでしょう。

馮 翰林さん(大学勤務)
研究テーマ:遠隔医療の研究動向と最新の研究焦点に関する研究

児玉研究室では「イノベーションで世界を変える」という志を持って、社会人、留学生、日本人など色んな人が集まっている場所です。そして、児玉研究室は、ヘルスケアやイノベーションに特化している場所なので、こちらの分野で興味がある方はぜひ進学をご検討ください。

八代 健太郎さん(製薬企業勤務)
研究テーマ:研究開発型企業におけるR&D生産性に影響するイノベーション探索方法・能力に関する研究

私は、イノベーション創出について技術経営的な視点からの研究を通じて理解を深めたいと考え、ヘルスケア領域におけるオープン・イノベーションに関する学際的な研究に取り組んでおります。こうした研究対象が児玉研究室の活動と合致していたことから、当研究室を志望いたしました。また、自身とは異なる分野の研究に触れることで、これまでにない視点を学び、それを多様な形で活かすことができると考えています。本学は幅広い領域における研究機会と、多様なバックグラウンドを持つ人々と議論し合える環境が整っており、大きな魅力を感じております。

Olugbenga Akiogbeさん(ナイジェリア)
研究テーマ:Social Systems Research for Mobile Health Promotion in Developing Countries

Higher education is a significant investment for anyone desiring to expand their knowledge, skills, and career opportunities. It provides a platform to gain expertise in a particular field and helps personal and professional growth. However, this can also be challenging and demanding, requiring significant investment in time, effort, and resources. Therefore, it is essential to approach higher education with a growth mind-set, willingness to learn, and commitment to excellence.

野田 健太さん(体外診断薬企業勤務)
研究テーマ:認知症における血液バイオマーカーの研究動向、および費用対効果に関する研究

児玉研の幅広い最新の研究分野を他の大学院のメンバーと切磋琢磨議論し、研究仮説の設定や仮説を証明する論理性、データ解析等のスキルを身に着けることが出来ます。私は社会人大学生ですが、ゼミは仕事が終わった後の時間に設定頂いておりますので、無理なく参加させて頂いております。また、諸先輩方からも手厚くアドバイスを頂け、非常にオープンな環境で研究活動を実施することが出来ます。

よくあるご質問
FAQ
博士号を取りたいけど、仕事と研究は両立できますか?

研究活動はほぼオンラインで完結するため、仕事や私生活の空いている時間を利用し、それぞれのスケジュールで研究を進めることができます。大学への通学は必要ないため、遠方にお住まいの方でも博士号を目指せます。

一人で在宅で研究を進めることができるか心配です

メールやSlack、Zoomなどコミュニケーションツールを利用し、いつでも児玉先生や学生達と研究について議論や相談することができます。医療データサイエンス研究室では、全体ミーティング、また個別や研究班ごとのミーティングや勉強会、経過報告会をオンラインで行っており、自宅に居ながらも研究を進めることができます。

遠方に住んでいるのですが、通学の必要はありますか?

ミーティングや研究報告などはオンラインで行われるため、基本的に通学の必要はありません。

仕事・学業・プライベート、どのようなスケジュールで行っていますか?

社会人学生の場合、主な研究時間は平日の夜あるいは土日になるかと思います。軽い調べ物や読み物や書き物なら、日中のスキマ時間を有効に使うこともできます。

お問い合わせ
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医療データサイエンス研究室に関するお問い合わせは下記メールアドレスまでご連絡ください。